『薩摩斑目家』の歴史
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135六★「戊辰」「西南」の斑目氏《出水兵児修養掟》士ハ節義をたしなみ申すべく候。節義の嗜みと申すものは口に偽りを言ハず身に私を構えず、心直にして作法乱れず、礼儀正しくして上にへつらハず下をあなどらず人の艱難を見捨てず、己が約諾を違えず、甲斐甲斐しく頼もしく、かりそめにも下様の賤しき物語り悪口などの話の端にも出さず、たとえ恥を知りて首はねらるるとも、己が為すまじき事をせず、死すべき場を一足も引かず、其心鐡石の如く、又温和慈愛にして、物の哀れを知り人に情あるを以って節義の嗜みと申すもの也。

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